日経225先物取引のリスクヘッジ(リスク回避)の手段として、日経225オプション取引 を利用することができる。先物とは逆のポジションとなるように適切な権利行使価格・限月のオプションを先物と同数買い建てる(ロングの場合はプット買い、ショートの場合はコール買い)ことで、株価指数の暴落(ロングの場合)・暴騰(ショートの場合)による大きな差損発生のリスクを回避することが可能である。ただしこの場合は先物取引が成功した場合でも、得られる利益はオプション価額の変動(この場合は減少)分だけ少なくなる。

ヘッジ目的の場合はオプションを買い建てることが必要で、オプションを「売り建て」た場合はオプション取引によって得られる利益が一定額に限定されてしまうため、株価指数の暴落・暴騰に対するヘッジとはならない。

なお、オプション取引 は必ずしもヘッジ目的だけに限られるものではない。

東証から日経グループに算出・公表権が移ってから、日経グループ以外の新聞社・放送局は「日経」という固有名詞を避けて「東証平均(株価)」(あるいは単に「平均株価」)と呼んでいた。

しかし、日経の要請や、海外で英文名称の「NIKKEI 225」が普及した事情もあり、順次「日経平均(株価)」の名称を採用。ついにNHK でも2002年 7月 より「日経平均株価」と呼ぶようになった。例外的ではあるが、日本テレビ では「東証平均株価」の呼称を使い続けている。